一般社団法人 奈良県三重県読売会（読売新聞販売店の会） Official Website

地域活動

2009-07-13　収穫した菜種の食用油で試食会（2009.07.13）

揚げたて天ぷらに舌鼓

遊休農地を蘇らせ、地域の活性化に取り組む桜井市の狛・岩坂地区。ひまわり畑に始まり、菜種油と廃食油バイオディーゼル燃料の精製を推進する「菜の花プロジェクト」や、ソメイヨシノを植樹し地元名所を作る「山里さくらプロジェクト」を展開している。

各プロジェクトには、読売新聞販売店の奈良県三重県読売会（上山勲会長）も参画。７月13日に今年２回目の除草作業が行われ、販売店代表らと共に本誌スタッフも参加した。

作業の後、６月に収穫した菜種から搾油された菜種油の試食会を開催。揚げたての野菜の天ぷらが振る舞われ、「自分たちが栽培に携わった菜の花から出来た油だから、味もひとしお」と、参加者たちは満足そうに味わっていた。

同地区では無人直売所を設置し、土日曜限定で地元野菜や菜種油の販売を開始する予定。プロジェクト代表の森本逸雄さんは「高齢化地域で農業に従事する人の励みになれば」と話している。