【2022年】
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障害者の自立にも一役
YC代表ら、天理のBDF精製所「自然塾」を視察
YC(読売新聞販売店)を中心に、奈良県で集められている廃食油は、天理市檜垣町の社会福祉法人自然塾で精製され、BDF(バイオディーゼル燃料)に生まれ変わっている。その様子を、YCの代表ら数人が視察した。
YCをはじめ、ステーションに集まった廃食油は、NPO法人菜の花ネットによって、すべて自然塾に集められ、精製される。
自然塾は、障害者の自立を目指して、BDFの精製を開始。自然塾で、一日に精製できる量は400リットルで、今秋さらに1台精製機が増える予定。だが、廃油の回収量がまだまだ少ないため、生産量は限られている。
一方、BDFの需要は、工業機械、農業機械への使用、通園バスの使用など徐々に増えており、供給が追いつかない状況だ。
視察した奈良県読売会の丹下正文会長は、「読者の皆さんに持ってきていただいた廃食油が、こうして福祉にも役立っていることはとてもうれしいです。もっと回収に力を入れるとともに、読売菜の花畑を作って、循環サイクルを率先して作っていきたいと思っています」と意欲的に語っていた。