奈良県三重県読売会よんでうるるん

休刊日

【2022年】
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読売KODOMO新聞

　桜井市狛・岩坂地区の遊休農地や放棄地を整備し景観保護と持続可能な循環型社会の実現に取り組む「さくらい菜の花プロジェクト」。昨年からは「狛・岩坂さくらの会」(森本逸雄理事長)と名前を改め、植樹された桜の維持管理を行っている。

　7月5日には活動に協力する「奈良県三重県読売会」のメンバー8人が、段々畑の桜の下草の除草作業を行った。梅雨空の下、朝10時から作業をはじめお昼前には作業を終えた。作業後は地元で採れた、真竹の筍の煮物やおにぎりなどが振る舞われた。

「先鋭のメンバーに集まってもらい、事故もなく午前中に全部刈り取れてよかった。この段々畑ではウグイスやオオルリ、ヤマガラなどの野鳥が見られる。今後はバードウォッチングを楽しんでもらう企画を考えていきたい」と森本理事長。

　7月14日、同地では「第2回カブトムシ里山体験」が行われ、17人の子どもを含む32人が参加し賑わいをみせた。自然と共生する同地の活動に今後も注目だ。