【2022年】
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地産地消、環境を足元から考える
桜井市狛・岩坂地区では「NPO法人さくらい菜の花プロジェクト」(森本逸雄理事長)と「奈良県三重県読売会」(奥間冨夫会長)が協力し、遊休農地や放棄地を整備して桜や菜の花を植え、景観保護と持続可能な循環型社会の実現に取り組んでいる。同地区で去る4月8日、「第3回花★花フェスタin狛・岩坂」が開催された。
3月の冷え込みの影響で桜はつぼみのものが多かったが、当日は晴天に恵まれ400人近い人で賑わいをみせた。同地区からは地元食材を使った「山菜おこわ」や「ちらし寿司」などの模擬店、奈良県三重県読売会も「にゅうめん」や「あてもの」を出店し会場を盛り上げた。毎年参加している桜井生活学校の小西笙子委員長は「地元のおいしい料理や催しを楽しみながら、環境について学べる」と話した。
午後からは和太鼓グループ「楽鼓」による演奏や恒例の俳句会などが行われた。森本理事長は「今年は児童養護施設・飛鳥学院の児童を招待するなど、新たな取り組みを行った。活動を通じて循環型社会の推進や中山間の活性化につながればうれしい」と語った。