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地域活動

2011-03-31 ペットボトルのキャップ回収をスタート(2011.03.31)

世界の子どもたちにワクチンを届けよう

地球に優しい取り組みが、各地域で始まっている。全国で展開している「エコキャップ運動」もその一つだ。奈良県内でもすでに、個人、地域団体、企業、学校関係と多くの人が参加している。

この活動はペットボトルのキャップを回収して、リサイクルメーカーへ売却した利益を、ワクチンの寄贈団体「『世界の子どもにワクチンを』日本委員会」へ寄付するというもの。再資源としてペットボトルの回収が行われているが、キャップが付いた状態だと処理時に危険が伴う点と、もともと、神奈川県の女子高校生たちが「キャップを捨てるのはもったいない」と発した言葉が運動のきっかだと言われている。

地球上で、ワクチン接種を受けることが出来れば、命を落とさずに助かる子どもたちも多く、キャップ約800個を集めると20円に換金され、子ども1人分のポリオワクチン代となり、必要とする子どもたちのもとへ届けられる。はしか用のワクチンだと、1人当たり95円ほど必要だという。

奈良県三重県読売会(上山勲会長)では、県内各地のYC(販売店)で、「廃食油回収ステーション」と同様にペットボトルのキャップを回収する「エコキャップ運動」を、順にスタートさせる。

今年1月には、YC榛原・天満台(白石優代表)が、店内に回収ボックスを設置した。手作りのチラシを準備して地域内に知らせ、半月ほどで300以上のキャップが集まった。回収ボックスが満杯になると、ワクチンを贈る手続きに入る。

白石代表は「地域貢献、社会貢献につながり、大人から子どもまで参加出来て、とてもよい活動だと思う」と話していた。

なお、回収するキャップは、プラスチック製なら色の有無を問わず飲料の残りが付着しないように洗った上、シールやラベルもはがすことが重要だと協力を求めている。

お問い合わせは、最寄りのYCまで。

ペットボトルのキャップ回収をスタート(2011.03.31) ペットボトルのキャップ回収をスタート(2011.03.31)