【2022年】
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遊休農地を蘇らせ、地域の活性化と循環型社会を目指す桜井市狛・岩坂地区。活動に取り組む地元住民グループ「さくらい菜の花プロジェクト狛・岩坂の里」が10月23日、菜の花10000株の苗植えを行った。作業には、地元ボランティアと活動に協賛する「奈良県三重県読売会」の55人が参加した。
狛地区の奥野恵美子さん(74)は、「春は桜と菜の花、夏はひまわりと、景観が良くなりうれしいですわ。若者も帰ってきてくれるかも…」とにっこり。岩坂の地主・中野一平さん(80)は、「荒れ放題でイノシシの巣になっていたのが、皆に喜ばれる畑に生まれ変わって何より」と笑う。
作業後は、読売会主催でバーベキューパーティーを開催、焼き肉とともに、地元で用意くださったおにぎりをほおばりながら、交流を図った。挨拶に立った読売新聞大阪本社の松本保販売担当は、「地元の読者の方たちとのふれあいを通じて、環境に貢献できることをうれしく思います。今後も連携して活動を続けていきたい」と語った。
同プロジェクトはNPO法人化1周年を迎えた。10月から森本逸雄前会長の後を継いだ垣内長太郎会長は、「県の環境フェアにも参加するなど、多方面で活動を広めていきたい」と、意気込んでいる。